the eating & lives in TAKASHIMA

第23話 茄子3兄弟
~美味しいからみんなつながる②〜
【 高島 】

畑作業の泥を敷地を流れる川で落とす白崎さん
畑作業の泥を敷地を流れる川で落とす白崎さん
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  • 白崎さんの食に対する3つの姿勢
  • 1.顔の見える安全な食材を選ぶ
  • 2.小さいときから料理を体験させる
  • 3.食材を最後まで大切に扱う
白崎和子さんと平井良行さんは中学校のときからお知り合い
白崎和子さんと平井良行さんは中学校のときからお知り合い
白崎さんが種から育てたあま~いスイカ
白崎さんが種から育てたあま~いスイカ
お孫さんも興味深々
お孫さんも興味深々
かわいい料理人
かわいい料理人

「足音で私って分かるみたいで、近づくと寄って来るんですよ。」。平井さんの中学生の頃からのお友達の白崎和子さんの家の敷地の中を冷たくて澄んだ水が流れています。手や足の泥を落とす白崎さんの足元に、まるまると育った大きな鯉が泳ぎ寄ってきます。この鯉はスイカの皮やお弁当の残りなどをあげるときれいに食べてくれるそうで、そのおかげできれいになった水は、また川に流れ出て行きます。

白崎さんが育てた甘いスイカを頂きながらお庭でお話を聞いていると、近所の子ども達が鉦(かね)を叩きながら道を通り過ぎて行きます。すると「ちょっと待ってやー。」と私達に言い残し、白崎さんは何かを手に持って子ども達のところに走って行き、それを渡し戻って来られました。「地蔵盆の時期やから子どもらにお菓子を渡したんや。」と、懐かしそうな笑顔で教えてくださいました。

地域の生活指導員もされている白崎さんは農薬や添加物についても造詣が深く、保育園でも指導されているそうです。そして「衣は一代 食は末代(まつだい)」という言葉を教えてくださいました。「普段口にするものは、自分の代だけでなく次の世代にも影響を与えて行来ますでしょ。だから、自分の健康を守ることは、子の代までの健康も守ることになります。今は何日も船で保管されて運ばれて来た商品としての食物を食べさせられているでしょ。本当は高島みたいに地元で採れたものを新鮮なうちに食べられたら良いのにね。」と。

夏休みには毎年京都に住むお孫さんが遊びに来ます。この日も近くの施設の大きなキッチンを借りて平井さんの作った茄子を使ってお孫さんとのお料理教室が始まりました。普段は離れて暮らすお孫さん達にも、機会があれば食の大切さを直接指導されています。お孫さん達も喜んで料理を習っていて、おばあちゃんが大好きな様子。二人とも声を揃えて高島に住みたいと言っていました。


ライター

足立 信子
「なんか、面白そう!!」それが、取材メンバーに参加させていただいたきっかけです(笑)。和歌山県那智勝浦町出身。高校卒業後、京都で就職。結婚を機に夫の暮らす高島に来て、高島市民8年生です。「行ってみたいな♪」と思うところがまだまだたくさんあり、もっともっと高島のことを知りたいと思っています。そして、これからは、「高島って、こんなにええとこなんやで!」「案内するし来て!」と、私自身が感じた高島のよさを紹介していきたいと思います。2015年4月から心理カウンセラーとして市内で活動開始しました。 これから取材でお伺いすることがありましたら、ざっくばらんに「ふだんのくらし」についてお話を聞かせていただけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

カメラマン

三上 紀顕
1940年山口県生まれ。職歴は建築設備士、健保職員。滋賀に来て47年になります。私が本格的に写真を始めてから46年になります。大阪のプロ写真家に師事し基礎から学びました。今私の得意としているのは風景写真です。特に撮影している範囲は高島市内です。写真も奥が深くまだまだ道半ばです。(安曇川町在住)

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