the eating & lives in TAKASHIMA
鈴木和枝(かずえ)さん、静香(しずか)さん親子
鈴木和枝(かずえ)さん、静香(しずか)さん親子
0
  • 「ふぁみーゆ」のスウィーツ3つのコンセプト
  • 1.お母さんが子どもに食べさせたいお菓子
  • 2.顔の見える人がつくった、地元の食材を使う
  • 3.美味しさと健康と価格のちょうど良いバランス
シフォンケーキを作る静香さん
シフォンケーキを作る静香さん
米粉のシフォンケーキのこだわりの材料
米粉のシフォンケーキのこだわりの材料
「ふぁみーゆ」イベントスペースのオープンキッチン
「ふぁみーゆ」イベントスペースのオープンキッチン
焼きあがった、米粉のシフォンケーキ
焼きあがった、米粉のシフォンケーキ

安曇川町の市街地から、琵琶湖方面へ車を走らせること10数分、田園風景の中にある四津川(よつがわ)集落(子字は藤江)にパン&ケーキカフェ「ふぁみーゆ」はあります。のどかな集落の中にある小さなお店には、こだわりのパンやスウィーツを求めて、またカフェで開催される様々なイベントを目当てに、たくさんの人が訪れます。

カフェを運営しているのは鈴木和枝(かずえ)さん、静香(しずか)さん親子です。鈴木さんのお家はもともと家業として先代から受け継いだ撚糸工場(ねんしこうじょう:高島ちぢみなどの布を織るための糸を撚る工場)を営んでいました。母の和枝さんはお子さんのアレルギーをきっかけに、工場仕事の合間に、我が子が安心して食べられる添加物を使わないお菓子を作りはじめます。そんなお母さんの優しいお菓子を食べて育った娘の静香さんは、パティシエの道へ進むことを決めました。
景気の波や時代の変化により、撚糸の仕事が減り工場を続けていくのが難しくなった時、家族みんなで話し合い、工場を閉めてカフェを始めることを決めました。工場を改装してキッチンとお店を造り、静香さんは当時勤めていた市外の大きなお店をやめて高島へ帰ってきました。

「ふぁみーゆ」はフランス語で「家族」という意味で、命名は静香さんです。和枝さんの当初の想いそのままに、大切な人に食べてもらいたい健康に配慮したパンとお菓子を作っています。材料は、鈴木さん家のおばあちゃんが畑で育てた野菜や果物、同じ集落の有機農家さんのお米、養鶏農家さんの卵など、地元の物を優先的に使います。調味料も精製されていないお砂糖や酸化しにくいオイルなど、できる限りこだわります。でも「身体に良いもの」だけじゃなく「おいしい」こと、「子どものおやつとして買える価格」であることが大切!とお二人。より健康で美味しいお菓子づくりを求めて、試行錯誤の毎日です。

今日は友人とのティーパーティーのために、米粉のシフォンケーキとライスクリームを作りました。

〈米粉のシフォンケーキ〉
1. 卵黄と砂糖(てんさい糖)を合わせて、白っぽくなるまで泡立てる
2. 水とココナッツオイルを混ぜ合わせる
3. 1に2を加えて泡立てる
4. 卵白に砂糖(てんさい糖)を合わせて泡立て、メレンゲを作る
5. 3に米粉を加え、ゴムべらでさっくりと混ぜ合わせる
6. 5に4のメレンゲを混ぜ合わせ、シフォンケーキ型に流し込む
7. 170度にあたためたオーブンで30分焼く
8. 逆さまにして冷まし、荒熱がとれたら型からはずす

〈ライスクリーム〉
1. お米から無糖のポン菓子を作ってもらう(集落の農家さんから購入しています)
2. 豆乳、砂糖(てんさい糖)、ココナッツオイルを混ぜ合わせて乳化させる
3. 1のポン菓子をフードプロセッサーで粉末にする
4. 3に2を加えてさらに撹拌し、クリーム状になったらできあがり


ライター

西川 唱子
2008年、琵琶湖の対岸の彦根市より縁あって高島市に移住。「NPO法人結びめ」にて滋賀県・高島市への移住促進や、集落振興などの業務に携わる。現在は“たかしまの未来を創るシゴトおこしプロジェクト”を推進する「高島地域雇用創造協議会」と「結びめ」を兼務。高島で出会う人や文化の魅力を多くの人に伝え、繋げるために、大好きなデザインや文章で表現したいと考えています。(安曇川町在住)

カメラマン

古田 絵莉子
高島市今津町出身。2001年よりハワイへ留学し、その後ウエディングフォトグラファーとして活動。2015年12月に完全帰国し、再び高島市へ。LIFETIME PHOTOGRAPHYとして、家族や仲間ではないけど、それに近い存在で、ファインダーを通してお客様の人生の幸せな大切にしたい瞬間をカタチに出来ればと思い活動中。 住み慣れた高島市を1度離れた事で、当たり前だった自然いっぱいの景色や、綺麗な空気、美味しいお水、お米、お野菜などのありがたみを改めて感じる事が出来ました。私の持つ写真の技術で、何か力になれるものがあるならと思い、立候補させていただきました。取材へ行く度に、私の知らない場所や出会いがあり、『次はどんな取材なんだろう?』とお声がかかるのを楽しみにしています。この素敵なプロジェクトとの出会いに感謝です。 (今津町在住)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA