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第29話 高島の酒【上原酒造】
~天秤搾りと情熱③〜
【 新旭 】

酒づくりを熱く語る上原社長
酒づくりを熱く語る上原社長
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  • 上原酒造らしい3種の酒
  • 1.杣の天狗
  • 2.不老泉 純米吟醸
  • 3.不老泉 黒ラベルと赤ラベル
モダンなグレーの外壁が印象的
モダンなグレーの外壁が印象的
地元の米にこだわる酒づくり
地元の米にこだわる酒づくり
上原酒造の看板商品
上原酒造の看板商品
蔵の中に湧く水は緩やかに外とつながっている
蔵の中に湧く水は緩やかに外とつながっている

上原酒造の酒は淡麗辛口というより、全体的に味が濃いのが特徴で、地元の郷土料理である、鮒ずしなどの発酵食品によく合います。

上原酒造らしい三種の酒

杣(そま)の天狗 純米吟醸 うすにごり
このお酒は以前、朽木地域の米を使って造っていたため、地域に古くから伝わる天狗伝説に由来して命名されたそうです。20年前から県内産山田錦を60%精米し、仕込み期間約1カ月で造られています。一番売れているすっきり系のお酒です。

不老泉 純米吟醸 中汲み
今回取材したグリーン藤栄社の山田錦をベースに県内産山田錦を一部ブレンド。55%精米し1か月かけて造られています。一番おいしいところを瓶詰めした中汲みの酒で軽快な味が特徴。

不老泉黒ラベル(純米吟醸 渡船)と赤ラベル(純米原酒 参年熟成)
黒ラベルは「山田錦」の父に当たる幻の酒米「滋賀渡舟」を55%精米。濃厚な旨味とキレが味わえる酒。赤ラベルは以前おられた杜氏が持ち込んだお酒をもとに蔵人が安曇川上流で15年かけて作った「たかね錦」を60%精米し、3年熟成させた濃厚なお酒、

今ではこれだけ製法にこだわっていながら、一時は、灘や伏見の酒蔵の下請けとして樽売りをしてたそうです。それでも本当に良い酒で勝負するため、酒造りの原点に戻って、一升瓶にして年間約8万本を全て手作りしています。
販売先は県内5割、県外4割、そして、一部をオランダ、アメリカ、オーストラリアに輸出しています。最近は、日本食ブームの中国にも出荷する様になったとのこと。

高島には、5軒の酒蔵があり、上原酒造はその中1軒です。
各々の酒蔵は、高島の食材を大事にし、つちかった経験と歴史、そして、こだわりの製法で酒造りをされていらっしゃいます。
5軒の酒蔵で造られたお酒を呑み比べするのも良いかもしれません。


ライター

山川 貴正
市役所市民協働課定住推進室で移住定住コンシェルジュをしています。2010年に京都市からUターンで地元今津町に戻ってきました。システムエンジニア30年のキャリアを活かして、主に求職相談を行っています。(今津町在住) 高島市役所 市民協働課定住推進室

カメラマン

三上 紀顕
1940年山口県生まれ。職歴は建築設備士、健保職員。滋賀に来て47年になります。私が本格的に写真を始めてから46年になります。大阪のプロ写真家に師事し基礎から学びました。今私の得意としているのは風景写真です。特に撮影している範囲は高島市内です。写真も奥が深くまだまだ道半ばです。(安曇川町在住)

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