the eating & lives in TAKASHIMA

第33話 ジェラートとコーヒー
~マキノの果実と世界のコーヒーが出会った②〜
【 新旭 】

ジェラートの盛り付けは実は難しい
ジェラートの盛り付けは実は難しい
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  • アイスを作るプロセスと3つの外せないこと
  • 1.地元で収穫した果物を使って
  • 2.コーンはこだわりのイタリア産
  • 3.極めるヘラ使いとパフォーマンス
栗園で収穫した栗の実をザックザク刻む
栗園で収穫した栗の実をザックザク刻む
マロンジェラートの原材料
マロンジェラートの原材料
材料を全て注いでスイッチオン
材料を全て注いでスイッチオン
できたてジェラートは格別な味
できたてジェラートは格別な味

1、地元で収穫した果物を使って

ピックランドの建屋に入ると必ず人が並んでいる売り場がある。それがジェラート売り場だ。世の中で「ジェラート」が流行るずっと前から、マキノピックランドではいち早くジェラートを作っている。
しかも無添加である。
しかも果樹園で収穫した果実がたくさん使われている。
定番はバニラ、ミルク、ゴマ、マキノ茶、栗などで、その他季節毎に林檎、サクランボ、ブルーベリー、ブドウ、柚子なども楽しめる。王道のバニラ、ミルクそして他季節毎の限定商品も大人気 主役の栗に加え人気なのがブルーベリーや、サクランボ。週末や観光シーズンは飛ぶように売れて行く。
因みにバニラとミルクってなにが違うのかというと。バニラは当たり前だがバニラの香りがして、ソフトクリームのような味わい、ミルクはこれまた当たり前だがミルクの香りがしてミルキー感の強いジェラートになる。
そしてこれらのジェラートは売店の奥で作られていて、その衛生管理や品質管理には驚かされた。毎日スタッフは作業に入る前に、自分自身の健康状態をチェックする。ジェラートを製造する機械も、とても丁寧に洗浄されていてピカピカ。作られたジェラートも検査機関で検査をしてもらい、品質が維持されていることを確認されている。などなど
だけど何より驚いたのが、ジェラートの寿命。
ジェラートの美味しい状態は5日間だとか。市販のアイスクリームはいろいろなものが添加されているから冷凍状態で何カ月も変わらないが、マキノピックランドで作られているジェラートにはそれらが加えられていないため、作られてから味がどんどん変化していく。そう、ここのジェラートは生ものなのである。
この生のジェラートを、是非味わってほしい。

2、コーンはこだわりのイタリア産

コーンは食べてみて「美味しい」と感じたイタリア産をわざわざ輸入して使われているこだわりよう。サイズも3つの大きさが用意されていて、どれもサクサクで芳ばしいが、コーンの形によって実は味が違う!人の好みはいろいろなので、これはお試しください♪
因みにコーンには卵が使われていないので、卵アレルギーの人でも大丈夫かも。但し、栗アイスには卵黄が使われているので、アレルギーの人は定員さんに必ず確認してね。
果物やコーンのこだわりのほか、ジェラートに使う牛乳も滋賀県産というこだわり。美味しさと人気の理由は、これらのこだわりの積み重ねにあるようだ。
そうして暑い夏だけでなく12月までジェラート売り場は人で賑わい、そこで一つ一つ丁寧にジェラートが盛られてゆく。この盛りのパフォーマンスがまた素晴らしい!

3、極めるヘラ使いとパフォーマンス

こだわりコーンの上に、円すい型に盛られたジェラート。冷凍ポットの中のアイスをヘラを使ってクルクルと器用に整え、エイッとコーンの上にのせて完成する。
一発勝負だ。とても素早く簡単そうに盛られていたので、ちょっとこの盛りを体験させてもらった。
が!
やってみるとなかなか難しくて、ちゃんと見ていたのにヘラをどう動かせばいいのか分からなくなり、がんばって同じようにクルクルやってみてもジェラートの形に上手くできない。わー、想像以上に難しい!!
高校生のアルバイトは、最初は週末に来て練習用のマイコーンを使って、この盛りの練習をひたすらする。人によってペースはいろいろだけど、だいたい2カ月かけて店頭で販売できるレベルまで上達するらしい。高校生の上達は早い!のだそう。
冷凍ポットに入ったアイスは固過ぎても、逆に柔らか過ぎても形を整えるのが難しいので、冷凍ポットの中の状態管理もとても注意されている。これを読んでくださった方は是非ピックランドのジェラートの盛り付けパフォーマンスを観察してみて欲しい。美味しさが増して感じること間違い無し!
ジェラートは多い日で1,000個以上の注文があるとのこと。これだけたくさんジェラートを盛ったら腱鞘炎にもなりそうだ。スタッフの皆さんがんばってね♪


ライター

河村 奈美
一面に広がる草原や田んぼ、その抜け感に感動して2014年に単身移住。
現在は高島の事業者に関わりながら地域の雇用促進事業に従事し、セミナー企画運営を担当している。
その他、心もカラダも軽くなれる暮らし方や発酵料理を探求しながら新たな道を模索中である。
(安曇川町在住)高島地域雇用創造協議会

カメラマン

高村 洋司
1965年生まれの50歳。 成人式の当日は他人の振り袖撮影助手していた・・と書くとその道30年以上のベテランみたいになるのですが3年ほどは写真と関係のない仕事をしていたこともあります。結局戻ってしまい現在に至ります。今住んでいるマキノの家は2006年頃から手を付け始め、住めるようになったのは3年程前。大工仕事やメカニックが本業だと思われているフシもありますが違いますのであしからず。

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