the eating & lives in TAKASHIMA

第8話 鶏をいただきます
~絶品!親子丼の話~
【 安曇川・下古賀地区 】

オブジェのような鶏小屋
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  • 楽農舎の鶏の育て方3つのこだわり
  • 1. 清潔で明るい鶏舎
  • 2. ひとつの鶏舎で、鶏の入れ替えはしない
  • 3. 清流安曇川の水で育まれた地場産の米やおからを配合した餌
スタッフの小川さんが餌を持って行くと鶏達は大喜び
スタッフの小川さんが餌を持って行くと鶏達は大喜び
手間をかけて飼料を作ります
手間をかけて飼料を作ります
好きなお部屋を選べます
好きなお部屋を選べます
生みたてです
生みたてです

鶏舎に足を一歩踏み入れた瞬間、「わぁ~、なんか鶏が幸せそうだなぁ~。」と思いました。
「幸せそうな鶏」って、どんな感じだと思いますか。
鶏舎内は光があふれ、床材は木屑や籾殻を発酵させているので、鶏糞のにおいはほとんどありません。そして、正面には、鶏が産みたいときに産みたい場所で卵を産めるように、まるでオブジェのような小屋があります。小屋の両脇には、止まり木にも梯子にもなりそうな木組みがあり、鶏達は、思い思いの場所で過ごしています。

この鶏の卵の黄身は、とってもきれいなレモンイエローです。「自然な色の卵黄と野菜の甘みが自慢の卵です。」とオーナーの坂下道良さんは話してくださいました。親鶏は、純国産の鶏卵肉兼用鶏で、餌は、地場産の米やおからを自家配合したものを与えておられます。その卵は「安曇川町(あどがわちょう)」の恵みをいただくということで「安曇の恵(あどのめぐみ)」と名付けられています。「卵拾いを楽しみながら、産みたて卵の温かさや、鶏とのふれあいで、命のつながりを感じてもらえたら。」との思いで坂下さんの鶏舎では、通年、卵拾い体験をすることもできます。

オーナーの坂下さんは「安心して食べられる、安全な食材を提供したい。」との思いから、高島市安曇川町で2005年から「楽農舎なごみの里観光農園」を始められました。春はイチゴ狩り、夏はブルーベリー摘み、秋はイモ掘りなど四季折々の旬の野菜収穫体験もできます。鶏は飼いはじめて8年。今は5棟の鶏舎を管理されています。棟ごとに途中で鶏を入れ替えることはせず、最後までその鶏達だけで飼うとのこと。その群れの中で、「リーダーはこの鶏です。」と説明してくださる坂下さんに「名前はつけないんですか。」と聞くと、「情が湧くからね。」と答えてくださいました。坂下さんは「私達は命をいただいている。」ということを伝えるために、小中学生への食育の一環として、鶏の解体体験もされているそうです。ふだん、スーパーなどで、加工されたものしか見たことがない私達には、忘れてしまいがちですが、とても大事なことを改めて考えることができる貴重な体験です。

敷地には、鶏のほかにヤギも飼育されていて、聞くと「お家の庭や地域の公園などで草刈り用に貸し出しもできますよ。草刈りの手間は省け、燃料も使わずエコでしょ。フンは土に返りますしかわいい山羊との毎日は楽しいですよ。」とのこと。循環型農業を目指している坂下さんは、養鶏と畑との循環も行っており、養鶏ででた鶏糞なども肥料にしています。化学肥料や農薬は使いません。畑では、有機肥料と自然素材を使い病害虫除けをするなどの工夫もされています。そして「日々試行錯誤しながらの農業です。みなさん遊びにきてください。」とのこと。あなたも、「幸せそうな鶏」に会いに行ってみませんか。


ライター

足立 信子
「なんか、面白そう!!」それが、取材メンバーに参加させていただいたきっかけです(笑)。和歌山県那智勝浦町出身。高校卒業後、京都で就職。結婚を機に夫の暮らす高島に来て、高島市民8年生です。「行ってみたいな♪」と思うところがまだまだたくさんあり、もっともっと高島のことを知りたいと思っています。そして、これからは、「高島って、こんなにええとこなんやで!」「案内するし来て!」と、私自身が感じた高島のよさを紹介していきたいと思います。2015年4月から心理カウンセラーとして市内で活動開始しました。 これから取材でお伺いすることがありましたら、ざっくばらんに「ふだんのくらし」についてお話を聞かせていただけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

カメラマン

三上 紀顕
1940年山口県生まれ。職歴は建築設備士、健保職員。滋賀に来て47年になります。私が本格的に写真を始めてから46年になります。大阪のプロ写真家に師事し基礎から学びました。今私の得意としているのは風景写真です。特に撮影している範囲は高島市内です。写真も奥が深くまだまだ道半ばです。(安曇川町在住)

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